2024年01月06日
シニアの心得:「仏教には心を柔らかくする働きがある」 その1.
❖柔軟心ニュウナンシン-仏教には心を柔らかく働きがある 年を重ねるごとに頑固に
なる人は、強いこだわりをもっている場合が多い。「これだけはゆずれない」を抱え
すぎている。それでは人生が息苦しくなる。
❖人間だけが死をきっかけによりよく生きようとする 「死への思いをきっかけに、
残りの人生をどう生きていくか、自分は人生で何を大切にしているのかといった
ことを考えるようになります。それはいってみれば、死さえも活用して、よりよく
生きようとするようになります。それはいってみれば、死さえも活用して、よりよく
生きようとするということ。これは人間だけがなしえることです。じつに真摯な
態度ではないですか」と釈徹宗さんは語る。
よりよく生きようとする姿勢は、老いたのち、より燦然サンゼンと輝く。若い人が
向上心にあふれているのは未来を信じているからであり、誰もが自身の人生を
振り返ると深くうなづくに違いない。その向上心を老いてからも維持するのは容易
とは言い難い。人は年を取ると現状維持という殻の中に安住しがちだ。
それだけに、残りの人生をよりよいものにしようという真摯な姿勢は気高さを
感じさせるのだ。 続く
「100活」メッセンジャーと、80歳高齢者・障がい者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 09:05
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