2024年03月09日
シニアの心得:「高齢者は長生きを目的に生きるのではない」
❖多くの人は年を重ねていく過程で、いつの間にか漠然と「長生き」という目的を掲げて
いたことに気づき、はっとする。 「あれ、私の人生の目的って、ただ長生きすること
だっけ?」といった場面である。和田さんは「いろんなことを我慢し、医者の指示に従って
薬を飲み続け、体がだるい状態が20年間続くなんて、懲役20年を送るようなものだ」
とたとえる。そして疑いもせずに医師の指示に従うことと我慢することの悪癖に言及
する。 人間は、ほかの動物と異なり、主体的に楽しみを求める。人間の決算期に、
「私は存外に長く生きた結果、やりたかったことができ、多くの楽しいことを経験した。
ああ、生きてきてよかった。」と思える時間を生きるために、健康寿命を延ばして、
70代、80代を過ごしたいものだ。
066:肉体のみならず「思考の老化」にも注意する 年を重ねるにつれて体力は
少しずつ衰えていく。細かい文字を読むのに苦労するようになり、しわや白髪、しみも
増えていく。年を重ねると、こうした肉体的な老化のみならず、「思考の老化」も進む。
創造性や問題発見能力、感情のコントロールなどの能力が衰えるということだ。
続く
「100歳青春」メッセンジャーと、80歳、高齢者後見人のブログです
Posted by 黑田よしひろ at 17:53
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